エティハド航空(EY・アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国アブダビに本拠を置く国営航空会社)は2010年2月2日、日本に就航する。まず、2010年2月2日、中部/アブダビ間を北京経由で週4便、3月27日からは週5便で運航する計画だ。さらに、成田/アブダビ線は3月27日、週5便での運航を開始。いずれも現在、政府認可申請中だ。これにより、3月末からは中部と成田という2路線での運航となり、中東へのネットワークが充実することとなる。EYによると、同時期に1国の2都市からの運航を開始するのは珍しく、日本市場を重視する姿勢がうかがえる。使用する機材はエアバスA330型機で、成田は3クラス、中部は2クラス体制での運航を予定している。
エティハド航空はアラブ首長国連邦の第2代大統領ハリーファ・ビン=ザーイド・アール=ナヒヤーンによって、2003年7月にアラブ首長国連邦の航空会社として設立。アブダビ首長国のいわゆるフラッグ・キャリアで、同じUAEのドバイを拠点とするエミレーツ航空と並び、UAEおよび中東の代表的な航空会社である。