カタール航空、冬期から欧州への輸送力を40%増加、パリ、マドリッドなど / 2009年11月 4日

カタール航空(QR)は10月以降の冬期スケジュールで、ドーハ発着のヨーロッパ路線の輸送力を増強する。まずは10月25日から、パリ線をそれまでの週11便から週14便で運航を開始。また、同日からストックホルム線を週1便増便して週5便としたほか、アテネ線も週7便から週9便に増便した。アテネ線は2010年3月に週14便での運航を計画している。このほか、12月2日には現在週4便で運航するマドリッド線を週7便とする予定。

カタール航空にとってヨーロッパ路線は、全ネットワークの約20%を占める重要な路線であり、今回の路線の増強により、ビジネス客を中心としたヨーロッパからドーハ経由で中東、アフリカ南アジア、極東へのさらなる需要の取り込みをはかる。また、今後5ヶ月以内にインドのゴア、アムリトサルやオーストラリアのメルボルンへの就航を予定している。