ベトナム航空、関空/ハノイ線に就航へ JLの運休を補完 / 2009年11月11日

ベトナム航空(VN)は2010年1月13日、関空/ハノイ線に週5便で就航する計画だ。現在、同路線は日本航空(JL)が運航してVNもコードシェアしているが、JLが経営再建の一環で運休を決めたため、自社便での運航継続を決めた。運航機材はエアバスA321型機で、座席数はビジネスクラス16席とエコノミークラス168席の合計184席。VNでは、共同運航から自社運航に変更することでVNが販売する座席供給量が増えることから、大型団体などを積極的に取り込んでいく方針だ。JLとのコードシェアも継続する。

VNは、関空/ハノイ線の就航により、就航する成田、関空、中部、福岡の4空港全てからハノイへの直行便を運航することになる。関空線は、ハノイ以遠のベトナム国内線だけでなく、ラオスやカンボジアなどにも同日乗継が可能可能だ。なお、ホーチミン線と合わせると、VNが運航する日本/ベトナム間の自社便は8路線、週31便となる。