タイ国際航空、羽田発関空経由運賃を設定 / 2009年12月12日

 タイ国際航空(TG)は12月5日、羽田発関空経由のバンコク行きとマニラ行きの運賃の販売を開始した。これは、全日空(NH)とのコードシェアにより、国内線の羽田/関空間の往復運賃を組み込んで設定するもの。国内線を組み込んだ運賃設定はこれまでも地方発の需要取り込みを目的に実施してきたが、羽田発を設定したのは初めて。深夜便のない関東圏の需要を見込む。

 TGが運航する成田発便でもっとも遅いフライトは午後5時15分発のTG677便で、2時間前までのチェックインを含めると仕事をしてからの利用などが難しかった。関空発の深夜便を利用すれば仕事帰りにも利用できることから、幅広い需要に対応できると見た。予約、販売はTGのコールセンターもしくは旅行会社で受け付ける。現在オンライン販売には対応していない。

 運賃はバンコク行きが4万5000円から、マニラ行きが3万9000円から。12月29日から31日までを除き、12月5日から2010年3月31日出発分まで設定している。


▽羽田/関空/バンコク 運航スケジュール
TG6037便 HND 21時00分発/KIX 22時15分着
TG673便 KIX 0時30分発/BKK 05時00分着

▽羽田/関空/マニラ 運航スケジュール
TG6033便 HND 7時25分発/KIX 8時40分着
TG621便 KIX 10時00分発/MNL 13時10分着