早めの空港到着呼び掛け 米乗り入れ便保安強化/国交省 / 2009年12月29日

米国機の爆破テロ未遂を受け、米国土安全保障省運輸保安局(TSA)は26日(日本時間)、同国に乗り入れている航空会社に対し、出発空港や機内での保安態勢を強化するよう指示した。具体的には、米国への乗り入れ便を運航する各航空会社が、搭乗口で乗客に対するボディーチェックなどを実施する。


国土交通省は、年末年始などで米国行き便を利用する旅客に対し、早めに出発空港に向かうよう呼び掛けた。
対象となるのは、米国本土のほか、ハワイ、グアムなどに向かう便で、全航空会社が保安態勢を強化する。搭乗口では、ボディーチェックのほか、客室内に持ち込む手荷物をすべて検査。機内でも、到着予定時刻の1時間前から席を立つことができなくなるなどの措置が取られる。

◎全日空のWEBサイトには下記の案内があります。

 

米国(含、グアム)における航空保安強化について
 

平素よりANA便をご利用いただきまして誠に有難うございます。

米国運輸保安局(TSA)からの指示により、米国(含、グアム)にご出発のお客様にはご搭乗前に以下の検査実施が義務付けられております。
■全てのお客様のお身体の接触検査
■全てのお客様の所持品の開被検査

この検査により、空港の混雑が予想されるため、ご利用のお客様はなるべくお早目に空港にお越しください。

また、飛行中についても以下の点に留意下さいますよう予めご了承下さい。

 1,目的地到着1時間前以降は、常時座席に着席願います。
 2.目的地到着1時間前以降は、機内持込み手荷物に触れぬようお願いします。
 3.目的地到着1時間前以降は、毛布、枕、または個人の所持品等を膝の上に置かないようお願いします。

お客様には、ご不便をお掛け致しますが、ご理解とご協力を頂きますようお願い申し上げます。

https://www.ana.co.jp/topics/notice091227/index.html

◎ユナイテッド航空は下記が掲載されています 

米国運輸保安局(TSA)の新しい保安対策について

米国運輸保安局(TSA)は他国から米国へ向けて出発するすべてのフライトに対し、新たな保安対策を実施します。 これは、お客様が保安エリアへ入るために行われている通常の検査に加えて行われるものです。すべてのお客様はチェックインおよび飛行機への搭乗に通常よりも十分な時間的余裕をもってお越しください。また、ご出発の前には必ず 発着案内 にて運航状況をご確認ください。

最新情報は TSA website (英語のみ)をご覧ください

http://www.unitedairlines.co.jp/core/japanese/SI/travelreqs/TSA/new_tsa_security_measures.html?navSource=UnitedNews&linkTitle=new_tsa_security_measures