現地時間27日午前3時半過ぎ、第二の都市・コンセプシオンから115キロ、深さ35キロを震源とする地震が発生した。チリ政府の発表によると、この地震でこれまでに147人の死亡が確認された。
首都・サンティアゴ近郊では、高速道路の橋が崩落し、空港の施設にも被害が出ていて、国際空港が閉鎖される事態になっている。震源に近い地域では火災も発生している。病院ではベッドが足りず、廊下や屋外でも治療が行われている。
また、地震による津波が米ハワイ州に到達するとの予測を受け、ハワイの地元テレビは、ハワイ島ヒロの空港が閉鎖されると報じた。
チリでM8.8の地震 122人死亡
総領事館が警戒強化 ハワイ島で空港閉鎖と報道
外務省プレス発表