シンガポールの格安航空会社ジェットスター・アジア航空が5日、関西国際空港に就航した。関空に就航する格安航空は5社目で、台北を経由してシンガポールを結ぶ路線で週7便運航する。この日の初便は180席の座席がほぼ満席となり、関空を飛び立った。
関空会社の福島伸一社長はこの日、「元気のある航空会社に就航してもらった。今回の路線を成功させて、ぜひシンガポールへの直行便を実現してほしい」と語った。
同路線は既存の台北―シンガポール線が関空まで"延伸"して誕生した格好だ。5日の乗客の最終目的地はほとんどが台北だったが、ジェットスター・アジア航空の片岡優日本支社長は「今後は関空とシンガポールを行き来する乗客が増えるはず」と期待していた。
ジェットスター・アジア、関空/台北/シンガポール線の初便、ほぼ満席に