エア・カナダ、羽田線就航を3月に延期 / 2010年12月 2日

エア・カナダ、羽田線就航を3月に延期、夏に向け営業強化

 エア・カナダ(AC)は2011年1月31日からの運航を予定していた羽田/バンクーバー線について、就航日を3月5日に変更した。1月29日だったバンクーバー発は3月3日となる。

 羽田線では、デルタ航空(DL)も就航を延期。就航各社は羽田線を「新しい市場」と表現しているが、特に深夜早朝時間帯の長距離線は運航実績がほとんどなく、認知度の向上や需要の取り込みが想定通りに進んでいないと見られる。ACでも、2月の苦戦を認めつつ3月以降の販売に傾注するためと説明した。

 なお、運休となる便を予約していた旅行者にはACから順次案内する予定。また、旅行会社についても営業担当者が説明を進めており、成田線への振り替えを提案しているところだ。