北朝鮮砲撃を受けた韓国内での訓練について
今般、在大韓民国日本国大使館ホームページに、北朝鮮による延坪島砲撃事件を踏まえ、当該訓練が12月15日午後2時より約20分間にわたり、韓国全土において実施されるとの情報が掲載されている旨、外務省から連絡がありました。韓国にお住まいの方やご旅行中の日本人の皆様も対象となるとのことです。
<参照>・在大韓民国日本国大使館HP
http://www.kr.emb-japan.go.jp/people/news/news_101209_1.htm
12月15日午後2時より、約20分間にわたり、韓国全土において防災訓練である「民防衛」が行われる予定であり、韓国にお住まいの方やご旅行中の日本人の皆様も対象となります。 同時間帯、空襲警報としてサイレンが1分間「? ? ?」と鳴り、ラジオ・テレビ・拡声器などにより警戒放送が行われます。 サイレンがなり、周辺の人たちが退避している場合、日本人の皆様も慌てることなく、警察官や誘導係の指示に従い、近くの退避施設等に移動してください。 また、公道を走行中のバスやタクシーを含む車両に乗車中の場合、いったん、下車を求められることもありますが、その際にも落ち着いて誘導に従ってください。 主要なホテル等では、事前に英文による案内が掲示される見込みですが、多くの場所では、退避のための誘導をする担当警察官等は日本語が通じないものと思われます。 これは、訓練ですので、動揺されることなく、ご対応いただきますようお願いいたします。 ○「民防衛」について 韓国においては、定期的に「民防衛」と呼ばれる訓練が行われています。 訓練は、基本的に各月15日に行われており、3月・8月・10月には空襲に備えた退避訓練、5月には地震に備えた訓練、その他の月には、各地域別に計画される訓練が行われています。 (15日が土曜日の場合は前日の金曜日、公休日や日曜日の場合は翌日に実施されます。) 今回の訓練は、北朝鮮による延坪島砲撃事件を踏まえ、緊急実施されることとなったものです。