韓国:仁川空港?ソウル間、最速43分...鉄道の運行開始
仁川空港鉄道が全区間開通、「ハブレール」目指す
仁川空港鉄道、全区間開通後に利用客2.5倍増
ソウル駅と金浦国際空港、仁川国際空港を結ぶ空港鉄道の全区間(58キロメートル)が、29日に完全開通した。コレール(韓国鉄道公社)空港鉄道は今回の第2期区間の開通を機に、同鉄道を全国と世界をつなぐ「ハブレール」に育成したい考えだ。
第2期区間はソウル駅と金浦空港を結ぶ20.4キロメートル。間には孔徳駅(2011年末開通予定)、弘大入口駅、デジタルメディアシティ駅がある。金浦空港?仁川空港駅(37.6キロメートル)の第1期区間は、2007年3月から運行されている。
ソウル駅から仁川国際空港までは43分と、ソウル都心から空港までの所要時間がほかの交通手段より大幅に短くなった。また、第2期区間の全駅で首都圏電車に乗り換えが可能だ。特に、ソウル駅で高速鉄道(KTX)とも連結され、鉄道と空港のネットワークを構築することになった。