デルタ航空、成田、関空、中部発着フライトを通常通りに運航、羽田線は運休
デルタ航空(DL)は3月22日現在、成田、関空、中部発着のフライトについて、スケジュール通りに運航している。DLは旅客と従業員の安全運航を最優先においており、そのため現在、専門家からの情報収集や体制整備により、健康被害のリスクなく安全運航を実施しているとしている。 そのためDLでは現在、日本とアメリカ両国の政府および規制機関からの最新情報や原子力や医療専門家からの助言の取得に努め、DLの運航管理センターに気象動向の監視や日本における風向きを注視する30名以上の気象学者チーム体制を整備。このうえで、専門的な訓練を受けた乗務員が日本政府の定めた飛行禁止区域に従った安全な航路を選択しているという。これにより、成田、関空、中部発着のフライトは通常通りのスケジュールとなるが、羽田発着のデトロイト線、およびロサンゼルス線は3月23日から一時運休とする。 なお、DLでは日本での運航環境は流動的であり、今後の利用者にフライトの発着状況をDLのホームページで確認するよう、呼びかけている。また、フライト最新情報を提供する「デルタメッセンジャーサービス」も実施している。