アイスランドで火山噴火 首都レイキャビクの国際空港など国内の全空港を閉鎖 / 2011年5月23日

アイスランドで火山噴火、前年に続く欧州の空の交通混乱の懸念

アイスランド火山灰に警戒=空の便、混乱の恐れ?欧州  

アイスランドで最も活動の活発な火山が21日噴火した。噴煙が今後、南下し英、大陸欧州に及び、昨年と同様な空の交通の混乱を引き起こすことが懸念されている。

噴火したのは南東部のバトナヨークトル氷河にあるグリムスボトン火山。主要空港ケフラビク国際空港は閉鎖され、航空管制当局は23日の再開はないとの見方を示した。

アイスランドでは昨年も南部の火山が噴火し、噴煙が欧州の航空システムをマヒ状態に陥れた。

グリムスボトン火山噴火の影響はいまのところアイスランド国内にとどまっているが、噴火の規模は前年よりはるかに大きい。