【中国】特急・快速列車チケット、実名制による販売へ / 2011年5月23日

6月1日から実施される高速鉄道(動車組)乗車券実名制

中国鉄道部では、6月1日より全国の高速鉄道(動車組)の乗車券販売に関して、実名制を導入し、航空券購入時同様に、身分証明証やパスポートの提示が求められる。前売りチケットにも導入されるため、5月22日からはじまる6月以降の乗車券販売にも適用される。
 第2世代の身分証明証をもっている中国公民は、自動券売機で乗車券の購入ができるが、外国人はパスポートの提示が必要なため、今後は窓口での購入に限定されることになる。
 さらに、パスポートの情報は、手作業で入力されるため、今後は窓口での行列が長くなることが想定されている。