デルタ、羽田/ロサンゼルス、デトロイト線再開 / 2011年6月 1日

デルタ、羽田/ロサンゼルス、デトロイト線再開

デルタ航空(DL)は、6月から羽田路線の運航を再開する。DLでは東日本大震災の影響により、3月24日以降、羽田路線を一時運休していた。羽田/ロサンゼルス線は6月4日から、羽田/デトロイト線は6月17日から再開する。

 DL太平洋地区広報部によると、日本路線を含む太平洋線のロードファクターは、3月は震災の影響で前年比13.2ポイント減の73.9%となったが、4月は8.5ポイント減の71.8%と改善。夏の予約状況などをみても全体的に回復傾向にあるという。震災当初より需要が戻ってきたこともあり、羽田路線の再開を決定した。

 また、運航機材として両路線にボーイングB777-200型機を導入。ボーイングB777-200LR型機の場合、ビジネスクラス45席、エコノミークラス233席の計278席を提供する。同機材はビジネスクラスにフルフラットシートを設置するなど最新の機内設備を備えており、導入により乗客へのサービスの拡充をはかる考えだ。