チリの火山灰で欠航相次ぐ、国連総長は300キロをバス移動
今月4日から噴火を続けるチリのプジェウエ・コルドン・カウジェ火山群の火山灰は13日になっても収まらず、ニュージーランドやオーストラリアなどを結ぶ航空便の欠航が相次ぎ、多くの旅行客が足止めされた。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの2空港とウルグアイの主要国際空港は12日夜、安全上の理由から閉鎖された。火山灰はチリから約1万キロ離れたニュージーランドやオーストラリアにも到達している。
ウルグアイのカラスコ国際空港当局者は、「全便欠航が決まった。天気予報によると、火山灰は終日フライトに影響するだろう」と述べた。