日航、カード決済で最大1カ月遅れ システム不具合
カード精算最大1カ月遅延 日本航空 システムの不具合で
日本航空は25日、同社のクレジットカード精算システムに不具合があり、カード決済した約6万8千件(計約25億8100万円)の請求・払い戻し手続きが最大1カ月遅れると発表した。払い戻しは約6千件(計約1億7100万円)が遅れるといい、同社は要望があれば銀行振込での払い戻しに応じる。
同社によると、遅延が生じるのはJCB、ダイナース、アメリカン・エキスプレス、三菱UFJニコス(DC、UFJ)、アプラス、セディナ(セントラルファイナンス)、トヨタファイナンスのカード(提携カード含む)でJALグループの航空券を購入した場合の一部。請求は9月30日から、払い戻しは同月28日から、今月16日までに手続きした人が対象。
同社が10月1日に収入管理システムを更新した際、カード会社に提出するデータ形式の設定に誤りがあったのが原因。18日にカード会社側から指摘があり発覚した。