岡崎 あかりとアートのプロムナード 開催中です / 2011年10月28日

岡崎の夜 包む光 30日まで、文化施設も開館印刷用画面を開く

文化施設が集まる京都市左京区の岡崎地域へ夜に足を運んでもらうイベント「岡崎 あかりとアートのプロムナード」が27日始まった。市美術館の壁面いっぱいに光の映像が連続照射され、流れるように色や形を変える闇夜の空間芸術が市民らを魅了した。

 高さ約20メートル、幅100メートルに及ぶ壁面アートは、午後6時に始まった。一筋の光が走り、次第に建物の輪郭を彩り、普段は暗がりに溶け込む美術館を白い神殿や華やかな宮殿のように浮かび上がらせた。

 円窓からチョウや人のシルエットが現れては消え、水があふれ出すように見える場面もあり、大勢の市民が立ち止まって眺めた。