エミレーツ航空、来年7月から成田?ドバイ路線にエアバスA380を導入
エミレーツ航空(本社:アラブ首長国連邦・ドバイ、会長:シェイク・アハメッド・ビン・サイード・アルマクトゥーム殿下、以下エミレーツ)は、2012年7月1日より、現在、毎日運航している成田?ドバイ路線に、エアバスA380スーパージャンボ機を導入する予定です。エミレーツのA380は、ゆったりとしたシートピッチを実現したエコノミークラス399席、フルフラットの座席ベッドを搭載したビジネスクラス76席、そして、完全個室を提供するプライベートスイートのファーストクラス14席の全489席を有する総2階建て大型航空機です。これにより、エミレーツの成田?ドバイ間の1便当たりの座席数は、現在より135席増加します。エミレーツは、世界で最多数のA380を運航する航空会社として、本拠地となるドバイから、ロンドンや、ミュンヘン、パリなどの、日本の旅行者に人気の都市へもA380を運航しており、日本のお客様に便利な経由便を提供しています。エミレーツの日本支社長である、リチャード・エンゲルマンは、A380の就航につき次のように述べています。「2012年という、エミレーツが日本就航にして10年目を迎える記念すべき年に、当社の主力機であり、現在運航する航空機の中で最も環境にやさしく快適なA380のサービスを日本のお客さまへご提供できることを大変誇りに思います。A380の導入により、成田?ドバイ間の乗客収容率は38%増加します。日本は当社にとって大変重要な市場であり、今年は、東日本大震災により旅行観光業も大きな影響をうけましたが、当社は日本の早期復興を信じ、今年11月には成田?ドバイ便を、週5便から1日1便のデイリー便へ増便しました。A380の就航は、当社の世界116都市におよぶネットワークを利用する日本のお客様の需要にお応えすると共に、日本の観光と貿易のさらなる促進にお役に立てると考えています。」エミレーツのA380は、他に類を見ない快適な空の旅を実現した航空機です。キャビンの2階部分はファーストクラス、ビジネスクラスのお客さまの座席があり、前方のファーストクラススペースには、完全個室のマッサージ機能が内蔵されたフラットベッドシートと機内シャワー設備「シャワー・スパ」を完備しています。温度調節されたシャワーや床暖房、革張りのシートを配置した脱衣場など、5つ星ホテル級の贅沢な設備を施しています。後方のビジネスクラススペースには、完全フラットベッドの座席を導入し、全てのお客さまが通路側に面した座席配置です。また、2階には、ファーストクラスとビジネスクラスのお客さまが、各種飲料やカナッペなどの軽食を楽しみながらくつろげるラウンジスペースを設けています。1階のエコノミークラスにおいても、ゆったりとしたスペースの確保を実現しています。エミレーツのA380のエコノミークラスのキャビンは、全体的にカーブが少ない直線の壁で、広々とした印象です。また、通路も広く、ゆったりとした座席配置を提供しています。さらに、全ての座席にエミレーツ独自の機内エンターテイメントシステム「ice」 を搭載しており、各座席のタッチパネルスクリーンにより1200以上のオンデマンドチャンネルと数々の日本語チャンネルをお楽しみ頂けます。エミレーツのA380は、7月1日のドバイ発成田行きのEK318便から導入され、ドバイ国際空港を02時50分に出発、同日17時35分に成田国際空港に到着する予定です。その後、成田発ドバイ行きのEK319便は、成田国際空港を22:00時に出発し、ドバイ国際空港には翌日2日の04時15分に到着します。