マレブ・ハンガリー航空が運航停止、経営難で / 2012年2月 3日

マレブ・ハンガリー航空が運航停止、経営難で

 マレブ・ハンガリー航空 (MA)は現地時間2月3日午前6時(日本時間14:00)、全便の運航を停止すると発表した。報道などによると、MAをめぐっては、ハンガリー政府が破産回避と事業存続のために支援策を取りまとめるなどしていたという。MAでは取引先から代金の前払いを求められるなどし、資金繰りが悪化したとしている。

 欧州ではスパンエアー(JK)が1月28日に経営難で運航停止となったほか、エア・アルプス(A6)やチェコ・コネクト航空(CQ)も同様に営業をやめている(A6は2月1日に再開)。

 MAの日本地区総代理店であるアルコネットによると、MA本社からは何の連絡もない状態。また、国際航空運送協会(IATA)日本事務局でもBSP関連を含めて情報は入ってきていないという。