幻想の夜 舞台整う 清水寺 24日からライトアップ
京都市東山区の清水寺は23日、夜の特別拝観を前に、ライトアップの試験点灯をした。雨にしっとりとぬれた国宝の本堂や舞台が、夜に浮かぶように照らし出された。
毎年、桜と紅葉の時期に合わせて夜間にライトアップをしている。境内にはソメイヨシノとヤマザクラが計約千本あり、開花すると、約500基の照明に花びらが照らされて幻想的な雰囲気を醸す。寺によると、見頃は4月上旬になりそう。
夜間特別拝観は24日から4月8日までの午後6時半?9時半。拝観料は大人400円、小中学生200円。4月3日の「清水の日」には、午後2時から「青龍会」の行進もある。