関空、12年夏の国際線便数が過去最高に、LCCが牽引 週710便
関西国際空港は3月22日、2012年夏スケジュールで国際線旅客便の計画便数がピーク時で週710便(以下すべて週間便数)となり、過去最高に達する見込みだと発表した。ピークは8月で、前年比では129便、冬スケジュール比では87便増となる(航空会社別、路線別の一覧は下記リンクよりダウンロード可能)。
増加の理由としては、ピーチ・アビエーション(MM)が5月8日の仁川線を皮切りに、7月1日に香港線、9月30日から台北線に就航。また、イースター航空(ZE)が3月30日に仁川線を14便で運航開始する計画で、LCC2社のみで、42便増となっている。夏スケジュールで、関空に就航するLCCは計8社となり、就航都市も11都市に増加する。
また、LCC以外でも全日空が青島線を4便から7便に、杭州線を3便から7便にデイリー化し、中国国際航空(CA)も北京線を14便から21便とトリプルデイリー化。中国南方航空も計19便を増便する。
なお、2011年冬スケジュールの実績では、3月がピークで620便の運航を見込んでいたが、東日本大震災などによる需要減退から脱し、3便増の623便となった。