2010年の欧州空港の利用者数、ヒースローがトップ
欧州連合(EU)域内で2010年に最も多くの旅客が利用した空港は、前年比0.2%減の6600万人が利用したロンドン(London)のヒースロー空港(Heathrow Airport)だった。欧州連合統計局(Eurostat)が14日、報告書を発表した。 報告書によると、第2位はパリ(Paris)のシャルル・ドゴール空港(Charles de Gaulle Airport)で、前年比0.5%増の5800万人だった。3位は前年比4.1%増の5300万人が利用した独フランクフルト(Frankfurt)国際空港で、4位は前年比3.9%増の5000万人が利用したスペイン・マドリード(Madrid)のバラハス(Barajas)国際空港、5位は前年比3.7%増の4500万人が利用したオランダ・アムステルダム(Amsterdam)のスキポール(Schiphol)空港だった。 欧州の主要30空港の合計利用客は7億7700万人近くに上った。そのうち、EU域内の2か国を移動した旅客は3億2300万人で、EU域内からEU域外への旅客は2億9100万人、国内旅行が1億6300万人だった