独ルフトハンザ 大規模ストへ / 2012年9月 5日

独ルフトハンザ 大規模ストへ

ドイツのルフトハンザ航空の労働組合が、今週、国内すべての主要な空港で24時間のストライキを決行すると発表し、日本への直行便も含め空の便に大きな混乱が広がることが懸念されます。

ルフトハンザ航空では、先月、賃金の引き上げなどを求める客室乗務員の労働組合と経営陣との交渉が決裂し、組合側がストライキを呼びかけています。
4日には、ベルリン、ミュンヘン、フランクフルトの3つの空港で半日にわたってストライキが行われ、フランクフルトから日本に向かう直行便3便を含むおよそ350便が欠航し、4万人以上が影響を受けました。
さらに組合側は、経営側が要求に応じなければ、今月7日にはルフトハンザが拠点を置く国内のすべての主要な空港で24時間のストライキを決行する、と発表しました。
格安航空会社との競争の中で大幅なコスト削減を迫られている経営側と、労働条件の改善を求める組合側との交渉が難航するのは必至で、ストライキが決行され空の便に大きな混乱が広がることが懸念されます。