岡山空港:離陸前の全日空機から煙
全日空787型機から白煙、油圧系統のトラブルで離陸中止
5日午前11時55分ごろ、岡山市北区の岡山空港で、離陸するため滑走路に向かっていた羽田行きの全日空656便ボーイング787の機体左側後方エンジン付近から白煙が上がるトラブルがあった。乗客88人にけがはなかった。全日空は、エンジン後方の部品をつなぐパイプから油が漏れたとみて原因を調べている。
全日空や岡山空港管理事務所によると、同機は駐機場に引き返し、乗客全員を降ろした。乗客は午後5時20分発羽田行き全日空658便などで振り替え輸送された。
ボーイング787は昨年11月、全日空が世界初の定期便として就航させた最新鋭旅客機。これまでにも油圧系統のトラブルが数件あったという