エールフランス、パリ郊外にエンジン運転試験設備を新設
フランス・パリ郊外ロワシー・アン・フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港近くにエールフランスのエンジン運転試験設備(エンジンテストセル)「Zephyr」が新設され、15日に開業式が行われた。 この設備では1年間に、米ボーイングのB777型機に搭載されている米ゼネラル・エレクトリック製GE90-94などの大型エンジン100基以上を含む約300基のエンジンの運転試験を行う。 エールフランスは声明で「当社はフランス国内のメンテナンス施設の近代化や新インフラの建設にこの10年間で約3億5000万ユーロ(約360億円)を投資してきた。これによってエールフランスは世界の航空会社として初めて、GE90-94とGE90-115エンジンのフルメンテナンスを他の航空会社に提供できるようになった」としている。©AFP