豪カンタス機、空調故障で乗客ら熱中症に
豪カンタス航空(Qantas Airways)の国内線で4日、空調設備の故障により機内温度が上昇し、乗員乗客約50人が熱中症になって手当てを受ける騒ぎがあった。報道によると機内の温度は40度近くに達していたという。 カンタス航空の発表によると、問題が起きた航空機はシドニー(Sydney)発ロードハウ(Lord Howe)島行きのQF2260便。「空調に技術的な問題」が発生したため出発地のシドニー空港に引き返し、乗員乗客は同空港で治療を受けた。うち2人が病院に搬送されたという。 ニューサウスウェールズ(New South Wales)州救急当局によると、要請を受けた救急隊員がシドニー空港に急行して治療に当たったが、約50人が脱水症状を起こしていたという。