ユナイテッド航空、デンバー線「非常に好調」?日本発は乗継8割
ユナイテッド航空(UA)が6月11日から運航中の成田/デンバー線が好調だ。UA広報部によると、ロードファクターは明かさなかったものの、エコノミー、ビジネスクラスとも「基本的に非常に好調で、予想以上に利用者が多い」といい、全体的にほぼ満席の状況が続いているとした。
乗客は、日本発の乗客、アジア発の乗客、アメリカ発の乗客がそれぞれ3分の1ずつの割合。成田/デンバーの往復よりも、両空港からのネットワークを生かした乗継需要が多く、成田発の場合は8割がデンバー以遠への乗継となっている。
デンバー以遠については、コロラド州内の乗継に加え、同州周辺のラスベガスやソルトレイクシティへの訪問者が多い。一方、デンバー発の場合は日本国内やアジアへの乗継がメインで、UAに加え、全日空(NH)のネットワークを活用しているという。
今後はビジネス、レジャー双方をターゲットに需要の取り込みをはかっていく考えで、例えばレジャーではパッケージ商品において、コロラドとラスベガスを組み合わせるなど、周遊パッケージを強化していきたいとした。
なお、成田/デンバー線はボーイングB787型機で運航中。UA広報部によると、乗客からは湿気が十分ある、地上と変わらない、乗り心地がよいと好評だという。B787については、8月上旬から成田/ロサンゼルス線にも導入する計画だ。