ナイロビ国際空港、大規模火災で閉鎖 / 2013年8月 8日

ナイロビ国際空港、大規模火災で閉鎖

ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)にある東アフリカ最大の空港、ジョモ・ケニヤッタ国際空港(Jomo Kenyatta International AirportJKIA)で7日、大規模な火災が発生した。空港が閉鎖されたため、同空港行きの便は進路の変更し、周辺都市の空港へと向かった。

 主要到着ターミナルは黒煙に包まれたが、火災発生からおよそ4時間後の現地時間7日午前9時(日本時間同日午後3時)には鎮火した。
ケニア内務省高官は「深刻な火災がJKIAで発生した。事態の沈静化にむけ全力を尽くしている」と語った。

火災の原因はまだ分かっていない。
空港閉鎖は数万人規模の乗客に影響を及ぼした。周辺都市の空港が対応できる便数は限られているため、周辺の空港では混乱が起きるとみられている。
ケニア国家災害対策センターは7日午前9時、火災の「封じ込め」には成功したが、空港の「無期限閉鎖は変わらない」と発表した。
米国と同盟国は現在、国際テロ組織による攻撃を警戒し、中東とアフリカの19の在外公館を10日まで一時閉鎖させている。ただJKIAでの火災とテロとの関係を示すものは、現時点において皆無だという