JAL、国内線の機内インテリアを全面刷新 無線LANも導入 / 2013年10月29日

JAL、国内線の機内インテリアを全面刷新 無線LANも導入

日本航空(JAL)は28日、同社の国内線において、「上質な移動空間」をテーマに全クラス本革仕様のシートとLED照明を採用するなど機内インテリアを刷新すると発表した。普通席には新型スリムシートを導入することで、足元スペースを最大5センチ拡大し、顧客の快適性の向上を図る。さらに、国際線で2012年7月より展開している機内インターネットサービスを、国内線にも他社に先駆けて導入する。

 今回、国内線のボーイング777?200/300型機、ボーイング767?300/300ER型機、ボーイング737?800型機の合計77機(予定)において、機内インテリアの刷新を行う。就航時期は2014年5月を予定している。

 具体的には、高級車などのシートに採用されている本革を、クラスJおよび普通席のシートカバーに採用し、国内線機材すべての座席を本革仕様の上質感のあるシートに刷新する。さらに、カーペットもリニューアルして機内インテリア全体をカラーコーディネートする。また、機内照明をLED化し、「空気のような照明」をコンセプトに、フライト中の時間や季節に応じた機内照明環境を演出する。

 加えて、2014年夏より、米gogo社の衛星接続サービスを利用した、日本の国内線で初となる機内インターネットサービス(有料)を開始する。