上海で深刻な大気汚染、航空便の出発延期相次ぐ / 2013年12月 7日

上海で深刻な大気汚染、航空便の出発延期相次ぐ

中国・上海市が6日、深刻な大気汚染に見舞われ、上海浦東国際空港では航空便の出発延期が相次いだ。

上海市が公表している有害な微小粒子状物質「PM2.5」の濃度などを基にした大気汚染指数は0700GMT(日本時間午後4時)時点で466と、6段階のうち最悪の「深刻な汚染」となった。同指数は6日午後、国際機関が基準とする水準の23─31倍に達した。

上海当局は市民に屋内にとどまるよう呼びかけるとともに、工場には生産を停止するか縮小するよう求めた。