関空ヤンゴン便、今秋にも就航へ ミャンマー国際航空
ミャンマー国際航空は10日、今秋にも関西国際空港とヤンゴン国際空港を結ぶ週3便の定期便を就航すると発表した。経済発展が続く同国に進出する日本のビジネス客を取り込む考え。
ヤンゴンはミャンマーの旧首都で経済の中心地。関西方面からの訪問客が多いという。関空発の往路は経由便、ヤンゴン発の復路は直行便になる。航空機は130席あるエアバス319を使用する。
この日、大阪市内で記者会見したキン・マウン・ラッ社長は、直行便で「(他の空港を経由するよりも)移動時間のロスが少なくなる」とアピールした。
ミャンマーを含むASEAN(東南アジア諸国連合)と関西間の旅客数は2011年から45%増加し、昨年は200万人を突破した。新関西国際空港会社航空営業部の笹部幹和副部長は「ミャンマーは希望していた就航地。成長旺盛な市場を取り込んでいく」と話した。