英経済誌「エコノミスト(Economist)」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(Economist Intelligence Unit、EIU)」が発表した「世界の都市の住みやすさ」ランキング最新版で、カナダとオーストラリアの都市が上位につけた。豪メルボルン(Melbourne)は4年連続で1位に輝いた。
?同調査は、世界中の140の都市を安定度、保健医療、文化・環境、教育、インフラの5つのカテゴリーで評価。メルボルンは保健医療や教育などのカテゴリーで100点満点を獲得した。
?また同調査では、富裕国で人口密度の低い中規模サイズの都市が、比較的生活しやすいという傾向が示された。
?一方、最も住みにくい都市という評価を受けたのは、シリアのダマスカス(Damascus)で、バングラデシュのダッカ(Dhaka)とパプアニューギニアのポートモレスビー(Port Moresby)が続いた。
■2014年版?住みやすい都市ランキング?トップ10
1. メルボルン(豪)2. ウィーン(Vienna、オーストリア)3. バンクーバー(Vancouver、加)4. トロント(Toronto、加)5. アデレード(Adelaide、豪)6. カルガリー(Calgary、加)、7. シドニー(Sydney、豪)8. ヘルシンキ(Helsinki、フィランド)9. パース(Perth、豪)10. オークランド(Auckland、ニュージーランド)