ルフトハンザ、プレエコを公開、9月に全機材へ搭載完了予定 / 2015年1月18日

ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は1月15日、プレミアムエコノミークラスの座席を公開した。LHでは2014年11月22日から、新クラスとしてボーイングB747-8型機を使用する路線にプレミアムエコノミークラスを導入し、その他の長距離路線を運航する機材に順次導入しているところ。日本路線では2014年11月23日から、羽田/フランクフルト線で新座席を提供している。

 LHプレミアムエコノミークラス担当のキルスティ・シュバルベ氏によると、プレミアムエコノミークラスのターゲット層は、背が高い人や快適性を求めるレジャー需要と、会社の規定でエコノミークラスしか使用できないビジネス需要。また、LH日本支社長のオットー・ベンツ氏は、日本市場に対して「これまでルフトハンザを利用したことがない、新しいマーケットの取り込みも見込める」と話し、特に団体のシニア層の利用を予想していると説明した。

 プレミアムエコノミークラスの配列は2-4-2または2-3-2で、エコノミークラスより1席から2席少なくした。日本路線で運航している機材の座席数は、B747-8型機及びB747-400型機が32席、エアバスA340-600型機とA340-300型機は28席。

プレミアムエコノミークラス シートピッチはエコノミークラスに比べて約18センチ広い96.5センチで、シート幅が45.7センチから48.8センチ、シート肩幅は58.4センチから62.2センチ。リクライニングの角度は130度で、座面が前にスライドするようになっている。