観光庁長官の久保成人氏は3月19日に開かれた専門誌会見で、国・地域別の詳細なデータはまだ出ていないため分析しきれていないとしながらも、減少の要因は、出国日本人の多くの割合を占めてきた中国、韓国への訪問者が少ないためと説明。「両国との相互交流の強化は観光庁としても極めて大切」とし、旅行業界と協力しながらも交流に力を入れていきたいと語った。
また、久保氏は修学旅行などの教育旅行についても言及。教育旅行は参加者にとって見聞を広めるだけでなく、将来の国際的な知識を得るためにも非常に重要であると語り「時間をかけて、相互で教育旅行の強化を進めていきたい」と語った。