外国人旅行者の目標数、3000万人に引き上げへ / 2015年5月27日

2020年に日本を訪れる外国人旅行者の目標数について、
政府がこれまで1年間に2000万人としていた目標を大幅に引き上げ、
3000万人とすることが明らかになりました。

 「観光立国」を目指す政府は、観光需要を取り込み経済活性化につなげるため、
東京オリンピックが開催される2020年の外国人旅行者の誘致目標を、
当初「2000万人」と設定していました。

 こうした中、東南アジア諸国に対するビザ発給要件の緩和や円安の影響などが功を奏し、
昨年、日本を訪れた旅行者は1300万人を超え、予想を上回るペースで増加していることから
目標を1000万人上乗せし、2020年の目標を「3000万人」とすることになりました。

政府は来月まとめる「観光立国実現アクション・プログラム2015」に盛り込む方針です。