新関西国際空港によると、関西国際空港(関空)の2015年5月の輸送実績(速報値)で、国際線旅客数は前年比30.8%増の132万4188人となった。21ヶ月連続で前年を上回り、5月として過去最高。
このうち日本人旅客数は1.7%減の47万7820人となり、17ヶ月連続で減少。一方、外国人旅客数は67.9%増の83万4170人で、39ヶ月連続で前年を上回るとともに、5月として過去最高となった。通過旅客数は、チャイナエアライン(CI)の運休などにより58.9%減の1万2198人となった。
国際線の旅客便発着回数は、中国などのアジアを中心に増便が相次いだことで、単月として過去最高となる18.0%増の7795回に伸長した。
なお、国際、国内線の旅客数の合計は25.7%増の189万6392人で、44ヶ月連続で前年を上回り、5月として過去最高を記録した。