i.JTBがこのほど取りまとめた、7月16日時点の2015?のシルバーウィーク(9月17日?23日)の海外パッケージツアー予約状況によると、人気ランキングの1位はハワイで、以下はグアム、台湾、タイ、アメリカと続いた。6位以下では、中東呼吸器症候群(MERS)の発生に揺れた韓国が9位にランクイン。ヨーロッパは8位にスペイン、10位にイタリアが入った。今?のシルバーウィークは6?ぶりの5連休となったことから、予約実績は前?同期比60%増の伸びで推移しているという。
伸び率の1位は、チャーター便利用商品が完売したというカンボジアで、1833%増となった。2位は680%増のタイ、3位は566%増のフィリピンが続き、上位3位を東南アジアが占めた形となる。以下は中国、香港、オーストラリア、台湾、シンガポール、インドネシア、サイパンと続き、上位10位をアジアと大洋州が独占した。
同社では、昨?と比べてアジア方面の伸びが著しいことについて、5連休の期間内で旅程を収めやすいこと、近?の円安下においても滞在中の費用を抑えやすいことなどを理由として挙げている。タイやフィリピンについては、都市部とビーチの両方を楽しみやすいことも要因としている。
▽i.JTB、海外パッケージツアー予約伸び率ランキング(9月17日?23日)
1位 カンボジア(1833%増)2位 タイ(680%増)3位 フィリピン(566%増)4位 中国(280%増)5位 香港(236%増)6位 オーストラリア(227%増)7位 台湾(204%増)8位 シンガポール(177%増)9位 インドネシア(171%増)10位 サイパン(167%増)