日本航空(JL)は2016年夏、新千歳空港の国内線ターミナルビルに最上級顧客向けのラウンジ「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」を新設する。同ビルの改修に伴うもの。同ラウンジは、JALマイレージバンク(JMB)のダイヤモンド会員、JALグローバルクラブ(JGC)のプレミア会員およびファーストクラスの乗客を対象にしたもので、新千歳空港は羽田空港に次ぐ国内2ヶ所目の開設となる。
また、現在は2階に設置中の「サクララウンジ」もリニューアルし、「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」とともに3階に置く。全体のデザインも「日本のたたずまい」をコンセプトに刷新。手荷物の収納スペースにもこだわり、利用者の居住性を高めるという。さらに、2階にラウンジ直結のJALファーストクラス・チェックインカウンターと、JMBダイヤモンド会員、JGCプレミア会員専用の保安検査場をリニューアルオープンする計画だ。
ラウンジの工事は11月4日から開始する予定。工事に伴いサクララウンジを閉鎖し、代替サービスとして空港内レストランなどで利用できる食事券を配布する。また、JMBダイヤモンド会員、JGCプレミア会員専用の保安検査場も工事に合わせて閉鎖し、利用者にはJGCエントランスの利用を呼びかける。