成田国際空港(NAA)によると、2015年冬ダイヤ(15年10月25日?16年3月26日)の国際線旅客便の週間便数は1475便で、14年冬ダイヤ当初から56便増、15年夏ダイヤ当初から21便増となり、過去最高を記録した。乗り入れる航空会社数は74社で、就航都市数も過去最高となる97都市に増加。なお、16年1月にはLOTポーランド航空(LO)がワルシャワ線を開設するため、乗入航空会社数は75社となる。
15年の夏ダイヤにおいては当初の発表に加えて、5月に中国国際航空(CA)が天津線、8月にカンタス航空(QF)がブリスベン線、厦門航空(MF)が厦門線、中国南方航空(CZ)が鄭州線を開設。また、冬ダイヤ期間では全日空(NH)が10月25日からブリュッセル線、CZが26日から長沙線、27日からハルビン線および武漢線の運航を開始する。
このほか、ジェットスター・ジャパン(GK)が11月27日から台北線、JLが30日からダラス・フォートワース線、LOが1月14日からワルシャワ線を運航。増便については、バニラエア(JW)が高雄線を1日1便から2便に変更する。
一方、減便と運休に関しては、大韓航空(KE)が済州線を、エアアジアX(D7)がクアラルンプール線を運休。また、コードシェア便については、ケニア航空(KQ)とチェコ航空(OK)がKEと、USエアウェイズ(US)がアメリカン航空(AA)と、それぞれコードシェアを取りやめた。
国内線については、旅客便の週間便数は448便で、14年冬ダイヤから1便増。15年夏ダイヤからは15便減となった。GKが大分線、熊本線、那覇線を、JWが新千歳線を減便するほか、春秋航空日本(IJ)が高松線を運休する。