中部、15年冬ダイヤの国際線は週339便、期間中に過去最高更新も / 2015年10月23日

中部国際空港によると、2015年冬ダイヤ(10月25日?16年3月26日)期首の国際線旅客便の週間便数は339便で、14年冬ダイヤのピーク時から40便増、15年夏ダイヤのピーク時から2便減となった。乗り入れる航空会社数は23社で、就航都市数は15年夏ダイヤと同じ38都市。ジェットスター・ジャパン(GK)が12月1日から、Vエアー(ZV)が12月15日から台北(桃園)線を開設するため、期間中には冬ダイヤとして過去最高の350便に達するという。

 方面別で見ると、15年の夏ダイヤのピーク時と比べて、中国方面が2便増の132便と増加したものの、欧州方面は4便減の10便と減少。そのほかの韓国、台湾・香港、東南アジア、ビーチリゾート、北米、欧州、中東方面はいずれも、夏ダイヤと同数となった。

 冬ダイヤ期間の新規就航を見ると、中国南方航空(CZ)が10月25日から広州線を1日1便で運航。一方、減便については、CZが瀋陽線を週5便から4便に、大連線を1日1便から週4便に、武漢線を週4便から3便に変更するほか、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)がフランクフルト線を、フィンエアー(AY)がヘルシンキ線をそれぞれ1日1便から週5便に減便する。

 国内線に関しては、旅客便の週間便数は567便で、14年冬ダイヤのピーク時から14便増、15年の夏ダイヤのピーク時から49便減となった。夏ダイヤのピーク時と比較すると、エア・ドゥ(HD)が新千歳線を1日3便で、函館線を1日1便で開設するほか、スカイマーク(BC)が新千歳線を、GKが福岡線をそれぞれ1日2便から3便に変更する。

 一方、全日空(NH)が新千歳線、秋田線、宮崎線、鹿児島線、那覇線を減便するほか、函館線を運休。加えて、日本航空(JL)が釧路線と帯広線、ジェットスター・ジャパン(GK)が熊本線の運航を取りやめる。