ドイツの航空大手ルフトハンザは11日、全体の約3分の1に当たる931便の欠航を決めた。客室乗務員によるストライキは5日目を迎えている。
発表によると、11日の欠航で影響を受ける乗客は9万6000人。
ルフトハンザは10日、客室乗務員組合UFOによる1週間のストの仮差し止めをダルムシュタットとデュッセルドルフの労働裁判所に求めた。今回のストではこれまでに約2800便が欠航となり、乗客33万人に影響が出ている。
このうちデュッセルドルフ空港でのストについては仮差し止め命令を勝ち取ったが、命令は10日のみ有効だった。一方、ハブとするフランクフルト空港に近いダルムシュタットの労働裁はルフトハンザの請求を退けた。