マレーシア航空、16年からエミレーツと共同運航、2月から販売 / 2015年12月10日

 マレーシア航空(MH)は2016年、エミレーツ航空(EK)と共同運航を開始する。乗り継ぎの利便性向上を目的としたもので、EKが運航する欧州、中東、アフリカ、南米、北米線にMHの便名を、MHが運航する東南アジア線、一部のアジア太平洋線、マレーシア国内線にEKの便名を付与。関係国の認可のもと、16年の1年間を通して段階的に開始するという。コードシェア便の販売は16年2月1日からおこなう。

 MHのCEOを務めるクリストフ・ミュラー氏は「近年増加している、主要各国からマレーシアへの旅行客に対する課題として取り組む」とコメントを発表。コードシェアにより、マレーシアからチューリッヒ、ローマ、ミュンヘンなどの欧州38都市へ乗り継ぎが可能になるという。なお、MHはコードシェアの開始にともない、16年1月からパリ線とアムステルダム線を運休する。