航空会社の安全性やプロダクトの格付けをおこなうエアラインレイティングスがこのほど発表した「世界の安全な航空会社トップ20」で、1位は3年連続でカンタス航空(QF)となった。調査は世界の航空会社407社を対象に、航空管理機関や政府などの監査、航空会社の墜落記録などをもとに決定したもの。
1位のQFについては、ジェット機の運航を開始して以来、事故による死者を出していない点などを評価した。2位以下については順位を付けていないが、上位20社には日本から日本航空(JL)と全日空(NH)を選出した。
エアラインレイティングスはあわせて「世界の安全なLCCトップ10」も発表。1位は決定せずに、アイルランドのエアリンガス(EI)、イギリスのフライビー(BE)、香港エクスプレス航空(UO)などの10社を選出した。「世界の安全な航空会社トップ20」と「LCCトップ10」の詳細は下記の通り。
▽世界の安全な航空会社トップ20(1位以下はアルファベット順)・カンタス航空・ニュージーランド航空・アラスカ航空・全日空・アメリカン航空・キャセイパシフィック航空・エミレーツ航空・エティハド航空・エバー航空・フィンエアー・ハワイアン航空・日本航空・KLMオランダ航空・ルフトハンザドイツ航空・スカンジナビア航空・シンガポール航空・スイス・インターナショナル・エアラインズ・ユナイテッド航空・ヴァージン・アトランティック航空・ヴァージン・オーストラリア航空
▽世界の安全なLCCトップ10(アルファベット順)・エアリンガス・フライビー・香港エクスプレス航空・ジェットブルー航空・ジェットスター・オーストラリア・トーマス・クック航空・TUIフライ・ヴァージン・アメリカ・ボラリス・ウエストジェット航空