フィリピン航空、関空/台北/マニラ線就航、6月からデイリー / 2016年3月14日

 フィリピン航空(PR)は6月25日から、関空/台北(桃園)/マニラ線の運航を開始する。現在運航している桃園/マニラ線を関空まで延伸するもので、関係国政府の認可取得が条件。1日1便で運航する計画で、同便の就航によりPRの関空/マニラ間は1日2便となる。同社はこのほか、関空/セブ線も1日1便で運航している。

 PR大阪支店によれば、延伸する関空/桃園間の需要については台湾発がメインとなる予定だが、関空/マニラ間の需要については日本発の取り込みをはかる。運航中の関空/マニラ線の直行便は、午前に関空を、午後にマニラを出発するが、新たに開設する桃園経由便は午後に関空を、午前にマニラを出発するため、PRでは乗客に提供する選択肢が増えて利便性が高まるとしている。

 運航機材はエアバスA321-200型機で、ビジネスクラス12席、エコノミークラス187席の計199席。運航スケジュールは以下の通り。

▽PR、関空/台北(桃園)/マニラ線 運航スケジュール(6月25日?)
PR897便 KIX 16時50分発/TPE 19時10分着・20時10分発/MNL 22時30分着(デイリー)
PR896便 MNL 07時00分発/TPE 09時15分着・10時10分発/KIX 13時55分着(水、土)
PR896便 MNL 07時10分発/TPE 09時25分着・10時20分発/KIX 14時05分着(月、火、木、金、日)