アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で11日、世界最大規模のドバイ国際空港(Dubai International Airport)に正体不明の小型無人機(ドローン)が侵入し、旅客機の離着陸に混乱を来たすなどの可能性があったため、空港が1時間以上にわたって閉鎖される騒ぎがあった。同空港の運営会社が明らかにした。
ドバイ・エアポーツ(Dubai Airports)はツイッター(Twitter)で声明を発表し、「DXB(ドバイ国際空港)の空域は、許可のないUAV(無人航空機)の活動のために69分間にわたり閉鎖された。結果として複数の便が目的地を変更した」とし、「(DXBの)空域は11日の午後0時45分(日本時間同日午後5時45分)に封鎖が解除された」と述べた。
空港の敷地内ではドローンの使用が禁止されており、もし違反使用により有罪となった場合には重い罰金が科せられる。