全日空(NH)はこのほど、10月と11月に発券する日本発着便の航空券について、燃油サーチャージを徴収しないことを発表した。6月から7月までのシンガポールケロシン市況価格の平均が1バレルあたり56.67米ドルとなり、円価換算額が5925円となったことを受けたもの。NHは市況価格の平均が円価換算額で6000円を上回った場合に燃油サーチャージを徴収しており、同様の適用基準を設けている日本航空(JL)も、すでに10月と11月の発券分については徴収しないことを発表している。
その他の航空会社では、ハワイアン航空(HA)やニューギニア航空(PX)なども、10月と11月に発券分の航空券については燃油サーチャージを徴収しないことを発表している。