日本航空(JL)は8月10日、東京都のサウンドファンが開発したバリアフリースピーカー「ミライスピーカー」を羽田空港に導入する。今年4月に施行された障害者差別解消法に関する取り組みの強化や、サービスの質の向上が目的。コーン紙を振動させて音を出す通常のスピーカーとは異なり、特殊な湾曲面から音波を発生することで、小さな音量でもアナウンスや音楽をはっきり聞くことができるという。
羽田では、アナウンスの頻度が高いチェックインカウンターや保安検査場、搭乗口などに計6台を導入する予定。JLによると、今後も設置する空港や台数については増やしていくという。