羽田行きのフィリピン航空機、煙発生で引き返す / 2016年9月26日

  26日、フィリピンの首都マニラ(Manila)のニノイ・アキノ国際空港(Ninoy Aquino International Airport)から東京・羽田空港(Haneda Airport)へ向かおうとしたフィリピン航空(Philippine Airlines)の旅客機の通気口から煙が発生し、同便は離陸から数分後に引き返した。

 比航空当局の広報担当者は「パイロットが客室内の煙を感知したとの情報があったとみられる。安全措置としてパイロットは引き返して着陸した」と述べた。

 フィリピン航空によると問題があったのは乗客222人、乗員13人を乗せて羽田へ向けて離陸したエアバス(Airbus)A340-300型機。パニックなどは起こらず、乗客は全員無事に降機し、別の便で日本へ向かう。煙が発生した原因は現在、調査中だという。