ニュージーランド航空、関空線を再開、搭乗率80%めざす / 2016年11月 8日

 ニュージーランド航空(NZ)は11月4日、2013年10月から運休していた関空/オークランド線を約3年ぶりに週3便で再開した。ニュージーランドの夏期の観光シーズンにあわせて2017年3月26日まで運航するもので、使用機材はビジネスクラス18席、プレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス263席のボーイングB767-9型機。NZは初便の搭乗者数を公開していないが、今後の搭乗率については成田/オークランド線が約80%で推移していることから、同程度をめざすという。

 NZは4日に、大阪市内で関西の旅行会社などを招いてレセプションを開催。登壇した日本・韓国地区支社長のクロヴィス・ペリエ氏は「関空に再就航できることをとても楽しみにしていた。季節運航の後も継続して運航できるよう努力するので、ぜひお力添えいただきたい」と呼びかけた。会場にはB787-9型機で使用しているプレミアムエコノミークラスのシート「スカイカウチ」を展示し、快適さをアピールした。関空でおこなった記念式典では、初便の搭乗者にオリジナルのエコバックやポストカード、B787型機のペーパークラフトを贈呈した。

 8日からは運航再開を記念して特別運賃キャンペーンをおこなう。エコノミークラスを諸税込みで往復10万4000円から提供するもので、搭乗期間は11日から17年3月26日までとした。販売期間は11月21日までで、公式サイトおよび旅行会社で取り扱う。