JAL、成田?パリ期間運休 テロ影響で17年1-2月 / 2016年11月10日

 日本航空(JAL/JL、9201)は11月9日、成田?パリ線を2017年1月から2月まで、期間運休すると発表した。7月に南仏ニースで起きたテロの影響を受け、需要が大幅に低迷しているため。羽田便は通常通り運航する。

 JALのパリ路線は、羽田発着のJL45/46便と成田発着のJL415/416便の2路線。羽田便はボーイング777-300ER型機(244席:ファースト8席、ビジネス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー147席)、成田便は787-8(161席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)で運航している。

 運休するのは、成田を午前11時50分発のパリ行きJL415便と、パリを午後9時15分発の成田行きJL416便。1月11日から2月25日まで運休する。予約済みの利用者には連絡を取り、羽田便への振り替えなどに応じる。

 JALによると、パリ路線の減便期間中は成田と羽田ともに1便あたりの旅客数が50%程度と、非常に低水準となる見込みで、成田便の期間運休を決めたという。

 JALは今年1月から2月にかけても、昨年11月にパリで発生した同時多発テロの影響により、成田?パリ線を運休。3月から運航を再開した。